恐竜竜星について
久々にブログを更新する事になりました。
最近、ブログ書こうかなとかちょくちょく思う事があるんですけど、僕が語ると周りが評論家とか言ってバカにしてくるのでなんかちゃんと書こうって気には中々なれませんでした。
ですが今回、十二獣が環境から消え去り、ルールも改訂された新環境において、恐竜竜星というデッキを使用しそこそこの結果を出せ、シェアも圧倒的に少ない事から今回のブログを書こうという経緯に至りました。
では本題に入ります。
○恐竜竜星とはどんなデッキか
簡単に言うとボウテンコウを出すデッキです
それだけ
ボウテンコウを成立させそこから生まれるアドで相手とのアド差をつけて勝っていくという感じです。
なぜ恐竜と混ぜるのか。
恐竜ストラクで登場した魂食いオヴィラプターというカード1枚でボウテンコウを成立させる事ができるからです。
これだけじゃなくて他にも噛み合いがあるんですが追い追い説明していきます。
○このデッキの長所
この恐竜竜星というデッキはボウテンコウを成立させる事が第一の目的であり、そこまで行く為のカードが1枚で行けるという所です。
前記した通りオヴィラプター1枚でボウテンコウまで行く事ができます。
ボウテンコウが成立すると特殊召喚成功時効果で竜星カードサーチ、起動効果でデッキから幻竜族モンスターを墓地へ送りその墓地へ送ったモンスターと同じレベルになる効果、場から離れた時デッキから竜星モンスターを特殊召喚する効果。
このカード1枚で2枚または3枚のアドを取る事ができます。
特殊召喚成功時でサーチするカードは主に竜星の九支。
先行でボウテンコウが成立すればこのカードで妨害ができます。
墓地へ送ってレベルを変える効果で墓地へ送るのは主に光竜星リフン。
これによりボウテンコウが破壊され墓地へ送られた時、墓地から蘇生する事ができます。
つまりオヴィラプター1枚で先行1妨害、1体または2体のモンスターを成立させる事ができる。
少ない枚数でここまでの展開ができるというのがこのデッキの長所です。
他のデッキも強力な先行展開ができますがその為には何枚かの枚数が必要です。しかしこのデッキは1枚で動けるので、必要なメインギミックの枚数が少なく、他のデッキスペースを罠だったり誘発に割く事ができます。
前季の十二獣を彷彿させるようなデッキです。
○構築
これは柏CSで優勝した時の構築です。
そしてこれは東京遊戯でベスト4だった時の構築です。
細かい所に変化がありますが必要最低限のカードは、
-メイン-
魂喰いオヴィラプター×3
幻創のミセラサウルス×3
ジュラックアウロ×2
究極伝導恐獣×1
怒炎壊獣ドゴラン×1
炎竜星シュンゲイ×3
地竜星ヘイカン×2
光竜星リフン×2
化石調査×3
竜星の軌跡×1
竜星の九支×2~3
竜魂の源泉×2~3
-エクストラ-
源竜星ボウテンコウ×3
輝竜星ショウフク×2
邪竜星ガイザー×1~2
HSRチャンバライダー×1
ブラックローズドラゴン×1
虹色の宣告者×1
これが必須枠で後は自由枠です。
僕の場合これらの他に必須だと個人的に思ってるのは、メインのカードだと、死者蘇生・ソウルチャージ・コズミックサイクロン・灰流うらら、エクストラのカードだとスカーライトです。
必須枠のカードの採用理由について説明します。
まずはメインのカードから
・オヴィラプター、ミセラサウルス、アウロ。
メインギミックにて前記したので省略
・究極伝導恐獣
ちなみに竜星との噛み合いは、相手のモンスターを裏にする効果で場の竜星モンスターを破壊すると竜星効果でデッキから竜星モンスターが特殊されるので実質ノーコストで効果が使える事。ボウテンコウを破壊すると更に展開ができる所です。
よくやるのがボウテンコウであらかじめリフンを墓地に送っておき究極伝導恐獣の効果で裏にしボウテンコウを破壊するとリフンが墓地から特殊されボウテンコウでシュンゲイを釣り5シンクロでチャンバライダーを出す、です。これがワンキルパターンによく繋がります。
・怒炎懐獣ドゴラン
オヴィラプターでサーチできる壊獣。このデッキの後手捲り要員。
特に今の環境はマスターPがいるので手っ取り早く処理できるこのカードは優秀です。先行では浮いてしまいますがメインから必須です。
・炎竜星シュンゲイ
レベル4なので3枚。オヴィラプターでなくともミセラサウルスが引けてればアウロが特殊できるので他のレベル4がいればボウテンコウが立てられるからです。
シンクロ素材にするとそのシンクロモンスターの攻守が500アップします。
これによりチャンバライダーの打点が上がりワンキルラインが上がる、ガイザーが3100になるのでマスターを戦闘破壊できる、ボウテンコウの守備力が3300になるのも意外と大きいです。
さらにリフンと相手ターンでシンクロして相手のターンにボウテンコウを成立させるという仕事もあります。これめっちゃ重要。ウサギに注意。
・地竜星ヘイカン
レベル3で先行ボウテンコウ成立ができないので素引きしたくなく1枚にしたいのですが、デッキ内にないと困る場面が多々あるので仕方なく2枚。
シンクロ素材にするとそのシンクロモンスターが戦闘破壊されなくなる。
これでめっちゃ出すのが虹色の宣告者。
リフンとの相手ターンシンクロで出すことによって妨害の枚数を1枚増やす事ができます。シュンゲイの所でも言いましたが相手ターンシンクロする時はウサギに注意。かといってケア方法はあまりないのですが笑。
・光竜星リフン
ボウテンコウで墓地へ送る奴。ヘイカン同様素引きがウザいけどデッキ内にないと困るので2枚です。
ボウテンコウで九支構えてこのカードを墓地へ送るのが先行の主な動きです、そうすると相手ターン九支でボウテンコウ破壊した時このカードを蘇生、ボウテンコウでシュンゲイ出すと相手ターンで2体目ボウテンコウ、ヘイカンだと虹色の宣告者で妨害+1。
ちなみに墓地から出す効果は竜星効果共通のタイミングを逃すので注意。九支はチェーン1のカードに対してチェーン2で打つようにする事。
もうひとつ、破壊された竜星効果にチェーンしてチェーン2として効果が発動するので破壊された竜星のリクルート効果がうららを貰わなくなります。なので九支が伏せてある時はなるべく使うようにしましょう。
※竜星は基本的に素引きが弱いので最低枚数しか採用しません。その為、この枚数が最低限必要な竜星モンスターの数と言えます。これより多くの竜星モンスターはメリットがない限り採用したくないです。
・化石調査
まあ説明不用。
・竜星の軌跡
竜星版貪欲な壺、戻すモンスターの枚数は3枚。ボウテンコウでサーチできます。相手ターンシンクロでボウテンコウ出した時にこのカードをサーチする事が多いです。
試合がグダると2枚目欲しくなる場面がちょいちょいありますが素引きがウザいので1枚から増やす事はないです。打たなくても勝てる試合はあるので1枚で充分。
・竜星の九支
ボウテンコウでサーチできる罠。竜星ないとゴミ札になるから枚数2枚の人もいますがボウテンコウ出た時に複数枚あると捲られづらくなるので3枚。デッキバウンスなのでコズモの効果にも打て、真竜魔法・罠も効果を起動できません。
正直1枚だけだと結構捲られるので素引きしたい所でもあります。
チェーン3以降で発動すると破壊した竜星はボウテンコウ以外タイミングを逃すので注意。なるべくチェーン1のカードを無効するように心がけましょう。
発動した場所とチェーン確認時の場所が違うカードを無効にした場合(うららなどの手札誘発、コズモ上級の墓地から除外して発動する効果など)デッキに戻す処理が行えないので竜星カードを破壊する処理が行えないので注意です。
・竜魂の幻泉
メインギミックに関係ないですが絶対に必須です。
ボウテンコウを蘇生するとその時点で+1アド。となりにヘイカンがいれば相手ターンでショウフクを出す事ができ2枚デッキバウンスする事ができます。ボウテンコウでシュンゲイを墓地に送りレベルを4にして相手ターンでシュンゲイ蘇生してもショウフクを作る事ができます。オヴィラプターを蘇生しても+1アド。他のデッキで採用するより断然パワーが違います。
コズミックなどの割り物を先打ちされた時、チェーンして竜星モンスを蘇生すれば竜星のリクルート効果が使えます。僕は今までタイミングを逃すと思っていましたがそうではないらしいです。
蘇生したモンスターは幻竜族になるというおまけ効果つきなのでこれでオヴィラプターを蘇生すると幻竜族になりショウフクの素材になるという事もできます。
3枚でも足りないと感じた場合4枚目以降にリビングデッドを採用するのも全然アリです。
次にエクストラのカードについて
・源竜星ボウテンコウ
このデッキの主役。竜星であって竜星でないカード。全ての効果がタイミングを逃さず使えます。3枚使うどころか軌跡で戻して4枚目使う試合も少なくないです。
サーチ効果、特殊効果は灰流うらら食らいますが、墓地送ってレベル変える効果は、墓地送るのはコストなのでこれはうらら貰わないです。以外と知らない人が多いです。
1ターンに1回しか特殊召喚できないので2体並べると言うのは新ルールのせいもあってできないです。
効果は同名ターン1がないのでデッキから特殊召喚する効果を1ターンに2回使う事も多々あります。
とりあえず言える事はこのカード頭おかしすぎwww
そういえばよくループする動画で必ずと言っていい程出てきますね。
・輝竜星ショウフク
竜星のレベル8シンクロモンスター。使う回数的に1枚でいいのですがリトスアジムケアで2枚採用してます。除外されると困ります。
前記した通り幻泉が絡むと相手ターンでシンクロ召喚できデッキバウンスする事ができます。
もうひとつの効果は自分の場のカードを破壊し墓地のレベル4以下のモンスターを蘇生する効果。
これで竜星モンスターを破壊してオヴィラプターを蘇生した時はもうパリピ。アド差つけまくり。
場のカードだったらなんでもいいので手札の腐った魔法をセットして破壊とかでもいいです。
自身も破壊できるのでエクストラゾーンを開けてさらなる展開をするというパターンもありけり。
ちなみに破壊されてもデッキから特殊するという効果はこのカードにはないです。
・邪竜星ガイザー
レベル7の竜星モンスター。相手の効果の対象にならないので真竜に対してかなり有効なカードです。
自分の場の竜星モンスターと相手のカードを破壊できるというスクドラ効果持ち。
自身も対象にできます。
シュンゲイ素材にすると打点が3100になるのでマスターPが戦闘破壊できます。その時ドラゴニックDを破壊しておく事を忘れずに。あと黙示録にも注意です。
ちなみにこれもタイミング逃します笑。
・虹光の宣告者
リフンとヘイカンで出す奴。大体なんでも無効にできる。
リフンとヘイカンのとこで言いましたが相手ターンで妨害+1できるパターンがあるので必須枠。
ヘイカンの効果で戦闘破壊耐性がつくので状況によっては突破されない壁になる事も。
手札・デッキから送られるカードは除外される効果があるので恐竜真竜皇のベビケラやプチラノドンが手札から破壊されると効果が使えなくなります。
ちなみに自分もミセラサウルスが手札から切れなくなるので邪魔になる時があります、状況によって使うタイミングを考えましょう。
・ブラックローズドラゴン
真竜に対してよく使います。
命削り型は手札が失くなる事が多く全体除去を食らわせれば相手の盤面を崩壊させ尚且つ手札もないのでリソース差で圧倒的優位に立つ事ができます。
ボウテンコウ素材で出した場合は自分の場にだけモンスターを残す事ができるのでそれで一気にライフを削りに行ったり、さらなる展開をするという事もできます。
・HSRチャンバライダー
ワンキル要員。多分ボウテンコウの次に使う頻度が高いです。究極伝導恐獣と一緒に並べてワンキルする場面が多いです。シュンゲイ素材にすると打点が2500から始まるのでワンキルラインが上がります。
ここからは個人的必須なカードの採用理由について説明します。
・灰流うらら
・コズミックサイクロン
環境を意識しての採用です。
うららは今季のデッキに当て所が多く。
コズミックは苦手とする真竜に対しての対抗札として採用してます。
・死者蘇生
・ソウルチャージ
蘇生札と相性のいいこのデッキにこの2枚は欠かせないです。
特にソルチャはボウテンコウが成立した後に打つ事が出来れば盤面の制圧、リソース面でも相手との差を圧倒的に広げる事ができます。
この2枚は先行でオヴィラプターと引いてる場合、うららをケアする事ができます。
このデッキはミセラサウルス特殊召喚効果にうららを貰うのが致命的弱点であり、これを食らうとボウテンコウが成立できなくなってしまいます。
しかしオヴィラプターと蘇生orソルチャと引いていればうららをケアしてボウテンコウを成立させる事ができます。
方法はオヴィラプター召喚時効果でミセラサウルスをサーチするのではなくアウロを墓地へ送り、その後に蘇生またはソルチャでアウロを蘇生する事でボウテンコウを繋げる事ができます。
このデッキは毎ターンボウテンコウを成立させ相手とのアド差を付けていく事が大事なのでこれらの蘇生札は欠かせないと個人的に思っています。
・レッドデーモンズドラゴンスカーライト
特別な理由はありませんが、ショウフク以外の8シンクロの選択肢として1番優秀と判断した為採用しました。現に、相手の盤面を突破する時、ライフを取る場面において使用した試合があります。
ボウテンコウを素材にして出す事が多いので隣に竜星モンスターが立ちますが効果で破壊しバーンを与えるとタイミングを逃しその後の竜星モンスターが出てこなくなります。ただバーンダメージが増えるだけです。
ちなみに破壊してバーンする効果は処理時のスカーライトの攻撃力を参考にするので月の書とかで裏にされたり、うさぎで破壊されると効果が不発になります。帝の開岩やBFの旋風と同じ様な裁定です。
○ちょっとした細かいプレイなどその他
・相手ターンシンクロは必ずしも効果を発動したやつを素材にする必要がない
シュンゲイやヘイカンの相手ターンシンクロ効果は自分の場の竜星モンスター同士ならどの組み合わせでもいいので必ずしも効果を発動したやつを素材にする必要がないです。
例えば自分の場がリフン、ヘイカン、シュンゲイの時。
ヘイカンシンクロ効果を起動しそこにうさぎを貰った場合でも、そのままリフンとシュンゲイで5シンクロができます。
よくやるのが、自分の場がリフン、シュンゲイorヘイカン、ガイザーの時に、相手ターンシンクロで、リフンとガイザーでショウフク。
竜星の豆知識その1つです。
・誘発をケアした先行札の使う順番
先行の初手で誘発をケアできない時はもちろんありますが、できる時はケアしながらボウテンコウを目指しましょう。
ボウテンコウが成立できなくでも妨害を構える事も意識しましょう。
初手がオヴィラプター、化石調査の場合は必ず化石調査から入りましょう。
理由はうららをここに投げてくれる場合があるので、そうなった場合ボウテンコウまで成立できるからです。
ミセラサウルス化石調査とある時も化石調査から入ります。ミセラにうららをもらってはいけないので化石調査に打ってくれる事を祈りましょう。
ぶっちゃけ相手がこのデッキを理解していればミセラまでうららをガメられる事が大半なので理解のある相手に当たった時は仕方ないです。
次にボウテンコウが成立できなくでも妨害を構えるパターンです。
この妨害は九支の事を言います。
例に出して説明します。
初手がオヴィラプター、ミセラ、シュンゲイ、九支の時。
うららを貰ってしまった場合はボウテンコウを成立させる事ができなくなるのでこの場合は、シュンゲイを召喚し九支を伏せます。
要は手札の九支を腐らせないようにする事です。
先行で先に打つ札の順番は
先 化石調査>ミセラ>オヴィラプター 後
手札によっては変わる事がありますが基本的にはこの順番で使う事を意識します。
・後手でオヴィラプター、ミセラサウルスと持ってる時は必ずミセラサウルスから入る
これは相手の通告だったり、マスターのようなフリチェ除去にミセラ効果チェーンでオヴィラプターを破壊されないためです。
後攻はオヴィラプターの効果が通らなければ捲れないのでミセラは惜しみなく打ちましょう。
以上が僕が説明できる恐竜竜星についてです。
新弾が来るのでリンク召喚が蔓延するかもです。
僕は新弾後もできればボウテンコウ使いたいですね笑。
ボウテンコウ九支は今季の先行展開では1番ではないかと僕は思ってます。羽根ブラホ壊獣などで捲られづらく、理想解答がないから捲るために相手に枚数を使わせる事ができるので。
質問は僕のTwitter @hukuin_yugiでいつでも受け付けます。
ではまた書く機会があればm(_ _)m
HAPPY PARTY TRAINは神曲ですよ!