さらばDD・・・〜僕がDDを諦めるまで〜
こんにちは龍世です
選考会が終わって新規が出てまた環境が変わってしばらく経ちました。
僕は前季の終わり頃からDDを使用していました。
それまで使っていたクリフォ・青眼よりもデッキとしてのポテンシャルが高いと判断したためです。
現にこのデッキは好感触で個人戦のCSでもちょいちょいトナメに上がれました。
しかし選考会の日に発売したインベンション・オブ・ヴェノムの新規カードにより向かい風を受ける事になりました。
理由は後述しますが新規が来てから僕の戦績はボロボロです。
最近のCSでの戦績は、
渋谷CS 2-2-1
所沢HS杯 2-2
はっちCS 1-3-2
さすがに雑魚すぎ・・・(⌒-⌒; )
特に大阪までわざわざ遠征に行ったはっちCSでの個人大敗(チームはベスト8)は相当なショックで僕は東京に帰った後このデッキを解体しました。
新規が来てからの敗戦続き(._.)(._.)(._.)もちろん対戦中のプレミや構築のミスによる敗北もありましたが、それを反省し改善していこうと考えてるうちに今季DDというデッキが勝ち越していくにはとても厳しいという結論に至りました。
何故DDが今季勝ち越すのが厳しいのかいくつか理由があるので説明していこうと思います。
1.新規により強化されたメタルフォーゼにすこぶる相性が悪い
これがDDを辞めるに至った最大の理由であります。
新規が出る前のメタルに対してDDは相性が良かったのですが、新規により立場が変わってしまいました。
しかも吸収されるので墓地にも手札にも行かずその後の展開もできなくなるので、アルカエストだけで負けた試合もありました。
メタルフォーゼ相手に先行展開をされるとほぼ捲れなくなってしまいました。仮に捲ったとしてもリソース差で負けます。
ビスマギアの登場によりカリ・ユガの信頼度が下がってしまいました。
新規前のメタルフォーゼにはカリ・ユガを出せばほぼ勝ちだったのですが、カウンターorコンビネーション+ビスマギアと構えられるとカリ・ユガ大嵐効果でスケール吹き飛ばしても次のターンまたスケールを揃えられてしまいます。
次にこちらが先行を取れて先行展開に成功しても簡単に返されてしまうのも理由の一つです。
元々先行サイフリートクリスタルの盤面に信頼はなかったのですが、そこまで展開できたら負ける試合はあまりありませんでした。しかし新規後のメタルフォーゼは、先行サイフリートクリスタルの展開をものともしませんでした、これに+Ωがあっても相手のハンドが下ブレてなければ難なく返されてしまう試合がありました。
メタルフォーゼ強化により構築の型を変えさせられてしまいました。
僕はコペルニクス型を使っていたのですが、メタルフォーゼ強化に伴い、カリ・ユガを作りやすくするために8軸にさせられる事を余儀なくされました。
しかし僕は手札で浮く可能性のあるトレード・インを採用する事に抵抗を覚えていて(何故ならそれが原因で負けてる試合が何度もあるから)単体ではほぼ機能しないヘル・アーマゲドンも少ならからず採用しなければならないからです。
その時使っていた構築がこんな感じです。
細かいとこは毎回違っていましたが基本同じです。
構築に対しての質問はコメント欄か僕のTwitterにて@hukuin_yugi
何よりサイドの魔封じがとても気に入りませんでした。
メタルフォーゼにはかなり効果があり(寧ろその為に投入している)、維持できればそのまま勝ちという試合もできますが、DDの魔封じは自分の首も締めている事になるので、トーマスやオルトロスをスケールに貼れない、トップで引いた地獄門・強貪をそのターン発動できず次のターンまでラグが生じその間にライフを取られたり展開されて負けた試合がよくありました。
メタルフォーゼにより構築の幅を狭められてしまっている時点でそのデッキを使うのを躊躇わされている気がしました。
2.手札誘発に弱すぎる故、強気に先行が取れない
これは2戦目以降サイドチェンジ後の話です。
僕はサイドに誘発を増す事で2戦目以降後攻を取るプランを取っていました。理由は先行を取っても増GうさぎまたはDDクロウを引かれた時点で強い展開にはならず情弱な展開にしかならないからです。
逆に後攻を取り誘発により相手を妨害し自分は初手6枚で相手より1枚多くゲームをスタートさせてリソース差をつける事を目標としていました。
しかしこの後攻プランは裏目が多く、誘発などの妨害札を引かなければ先行展開を自ら許してしまっているので、それが突破できずに負けるという試合が少なからず起きてしまうからです。
なので最近のDDは先行を取る人がほとんどですが、先行を取っても相手の誘発1枚でこちらはジリ貧になりかけます。
特に地獄門にうさぎを投げられるのが1番辛いです。
僕はCSで必ずと言っていいほど地獄門にうさぎを当てられます。1マッチ3本共うさぎを地獄門に投げられた試合もある程です。
増Gも先行展開に打たれるとその場で止まる事を余儀なくされます。
増Gを打たれても強気にターンを返すには罠が必要になります、魔封じや神、闇デッキなど。しかしDDは展開するためのパーツが多いデッキの性質上罠を増やしすぎると事故率が上がってしまいます。
罠は強いが前にモンスが立っていない、サイフリートやクリスタルは立ってるが後ろに何もなく相手に突破されて負けた、という試合が少なくないです。
折角自分に先行後攻の選択権があるのにどちらを取っても強い展開がやりづらいです。
この辺もDDが他のデッキより劣っていると言える理由です。
3.ABCの先行展開も捲れない
個人的にDDとABCのデッキ相性差は五分五分って感じです。どっちも先行取った方がメインは勝ちってイメージ。
ですが、先行展開の有利差だけはABCの方が上で、先行ドラゴンバスターが立つと返すのに札を使わされるうえ、分離効果により相手のリソースが増えてしまう事が問題です。
それに加えABCはDDよりも罠を多く詰めるのでドラバス+罠と構えられるといよいよ返せなくなる、返しても分離効果により広がるリソース差で負けてしまうからです。
ABCもDDの先行展開は返すのに苦労しますがリソース差はつきづらいのでDD側よりかは難しい試合にはならないと思います。
ABCはにわかで実際はどうかはわかんないです、ぶっちゃけこれは憶測・・・(⌒-⌒; )
4.次元障壁というカードがゲロキツイ
メタルフォーゼ強化と同時に現れた次元障壁というカード。
関東ではまだあまり流行っていませんが、このカードが流行ってる関西で僕はこれを打たれまくりました。
DDは基本融合シンクロたまにペンデュラムエクシーズで前盤面を形成していくのですがこの次元障壁というカードを使われると前に何も立たなくなります。
融合宣言=実質シンクロも成立できなくなるのでこのカード1枚でこちらの展開が一切できなくなります。
ペンデュラムはできても最終盤面はカリ・ユガがタイタニックのどちらかなので強いとは言いづらいですし、そもそもそこまで都合よくランク8は立てられないのが大抵です。
戦乙女、オルトロスで破壊してもケアできないので虚無空間、神よりよっぽど辛い罠です。
メタルフォーゼ、ABCはこのカードを使われても何かしら前にモンスを置けますがDDはケプラーたまにラミア横しか置けないので心物足りなさすぎです。
以上が今季DDが辛い、僕がデッキ変更をする事になった理由です。
これらの理由を踏まえてメタルフォーゼやABCを使った方が勝ちやすいと判断したためDDを引退する事を決意しました。
今季は特有の事故はあるものの、メタルに強く最近再び数が増えてきた青眼も個人的にはDD使うよりかはマシだと思っています。
調整時間を多く取れて自分のプレイングに自信があるならシンクロダーク・ジャンクドッペルを使うのがいいと思います。
これらのデッキは使いこなせたらマジで強い・・・多分今季1番強い(⌒-⌒; )
最後に。
僕はDDというデッキを見限りましたが、潜在能力の高いデッキである事に変わりはないので今季勝ち越す事は充分できるだろう、と思ってる方も少なくないでしょう。
僕がDDを理解しきれてないから勝てなかっただけという可能性も充分あると思ってます。現に新規が来た後でもDDで結果を出してる方はいます。
結局の所、自分が使いたいデッキを使うのがいいと思っています。
ですが、CSなどで勝ちたいと思うのならば好みではなく8-0できるビジョンの見えるデッキ選択をするべきであります。
僕は今季DDでは3-1ならできるとは思いますが8-0はできないと思ったのでデッキ変更をしました。
これが吉と出るか凶と出るかはこれからの僕の努力次第ですねo(`ω´ )o
では今回はこの辺で〜
今季は負けてもラブライブサンシャイン!があるからどんな嫌な事も忘れられるし、頑張ろうとも思える・・・
皆さんラブライブは最高ですよ‼︎(^ω^)